農機具をレンタルするメリットと注意点

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農作業を昔のようにすべて人力で行うとなるととてつもない労力が必要です。しかし、現在農業は農機具を使用して効率的に農作業を行えるようになっています。当たり前のように使用している農機具ですが、購入する以外にもレンタルをすることも可能です。

レンタルをすると購入するよりもトクをするケースもあり、メリットも多いです。そこで、ここでは農機具をレンタルするメリットとレンタルするときの注意点について解説します。

費用をおさえられる

農機具をレンタルするメリットはさまざまありますが、一番に挙げられるのは購入するよりも費用をおさえられるところです。農機具を新しく購入するのは確かにいいものです。購入した農機具は、自分の所有物なのでいつでも自由に使用できます。

最新の農機具は多機能で性能も高いです。しかし、新しい農機具を購入するには、当然資金が必要です。安いものがあればいいのですが、大型のトラクターやコンバイン、田植え機といった農機具は高額です。ところが、これらの農機具をレンタルすると購入したときの数100分の1の費用で使用できます。

その他の農機具についても購入するよりも、レンタルをしたほうが安く済みます。農機具が急に故障してしまったときや買い替えるまで少し時間がかかるとき、新規就農で農機具を購入する資金が足りないといった場合に農機具レンタルは便利に使えるでしょう。

メンテナンスや維持費が不要

農機具は使用していると、時を経るごとに経年劣化していきます。さらに、保管状態が悪いと劣化を加速させてしまいます。長期間良い状態で農機具を使用していこうと思うなら、清掃やパーツ交換などのメンテナンスは欠かせません。

メンテナンスは自分で行うこともできますが、手間がかかります。かと言って、業者やメーカーに依頼すると費用が発生します。しかし、農機具をレンタルするとメンテナンスをしなくて済みます。しかも維持費もかかりませんし、保険に入る必要もありません。

整備費や保険料といった維持費用がかからないのも農機具レンタルの大きなメリットです。

保管場所に悩まない

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農機具はそのまま野ざらしにしているわけにはいきません。野ざらしにしてシートをかぶせて保管をするといった方法もありますが、これでは農機具が錆びます。農機具は屋根付きの倉庫やガレージでの保管が望ましいです。

保管をする前には洗車やガソリンを抜いておく必要もあります。ガソリンをそのままにして保管しておくと、動かそうと思ったときに始動できないこともあります。ところが、農機具をレンタルすると保管場所は要りません。

使用後は返却するので、置き場所をどうしようかと悩む必要もなく保管前のさまざまな作業も不要です。


最新の農機具を借りられる

農機具レンタルでは、常に最新の農機具を借りられます。農機具は最新のものほど機能が充実し扱いやすくなっています。このため最新の農機具で、快適に農作業を行えるでしょう。レンタルした農機具の調子が悪い場合は、業者に連絡をするとすぐに新しいものへと交換もしてくれます。

レンタル料を支払う

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農機具をレンタルするメリットは多いのですが、当然デメリットもあります。レンタル農機具のデメリットは使うたびにレンタル料を支払わなくてはいけないという点です。くわえて、現地まで農機具を運んできてもらわなくてはいけないため、運搬費が必要になります。

このためレンタルする農機具の使用頻度を考えて、トータルでトクにならない場合は、農機具を購入したほうがいいかもしれません。しかし、年に1回程度の使用頻度の場合なら、レンタルをしたほうがおトクになるはずです。


農機具買取業者に売却できる

借りたほうが安くつくなら農機具のレンタルもいいのですが、高くつくなら購入することを検討してみましょう。購入資金はかかりますが、トラクターやコンバインなどの農機具は使用しなくなっても買取業者に売却可能です。

このときに高く売れる可能性のある農機具なら、購入してもいいかもしれません。

期間内に農作業を終わらせなくてはいけない

農機具レンタルは使用できる時間が決まっています。

このため、農作業が完了していなくても返却しなければいけないこともあります。レンタルの期間を延長するなら、追加料金を支払わなくてはいけません。

ただし、借りている農機具の次の利用者がいる場合は、延長を断られることもあるので注意が必要です。

コバシの農機具の良さとは

農機具を借りられないときもある

農機具レンタルではさまざまな農機具を借りられます。自分のしたい作業に合わせた農機具を選んでレンタルできるのですが、希望する農機具を必ず借りられるとは限りません。繁忙期などは農機具をレンタルする人も増えるため、順番を待つこともあります。

農作業は天候の影響を受けるものですが、使用する日時を決定し事前に計画を立てて農機具をレンタルしなければいけません。このほか、レンタルした農機具を過失により故障させた場合は、修理費を請求されるので使用時には注意が必要です。

農機具をレンタルする業者を選ぶときは

農機具レンタルすることにはメリットが多いのですが、運送費用が必要になるのはデメリットだと上述しました。農機具レンタルでは借りる料金よりも、運搬費のほうが高いといったケースもい多いです。このことを踏まえて、レンタルする業者は運送費の安く済む、農機具を使用する農地から近いところを選ぶようにしましょう。

チェーンソウなどの自分の車で運べる小型のものならばいいのですが、大型の農機具になるとそうはいきません。大型のものは業者に運んでもらう必要があります。この農機具の運送費用は遠方になるほど高くなります。これにくわえて、農機具レンタルでは対応エリアが決まっていることが多く、農機具を借りられないこともあります。

自宅近くなら断られることもまずありませんし、何か困ったことがあったとき素早く対応してもらえるでしょう。

スタッフによく相談する

農機具をレンタルするときは、業者のスタッフに相談をしてから借りるようにしましょう。どのような農機具を使えばいいのか質問すると、すぐに答えてくれるはずです。こんな作物を育てていて農地の広さはこのくらいですと質問すれば、農作業に最適な農機具をすすめてくれます。

あわせて、農機具の使用方法や使用上の注意点も聞いておくといいでしょう。このときのスタッフの対応は、信頼できる業者か判断するのに役立つはずです。費用は気になるものですが、一番安いからといった理由で農機具を選んでしまうと目的の農作業をするには性能が足りないということも起こりえます。

使いづらいものでは、農作業も捗りません。スタッフに相談をして最適な農機具が借りられると、効率よく農作業を行えるでしょう。せっかくのレンタル料や運搬費を無駄にすることもなくなります。